SDK for iOS Reference Guide
iOS SDK を使用すると、UID2 を使用したクライアント ID の生成または確立、bidstream 用の Advertising Token の取得、および UID2 Token の自動リフレッシュを容易に行うことができます。
以下の iOS 関連プラグインと関連ドキュメントも利用可能です。
Purpose | Product/Documentation |
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Google Mobile Ads (GMA) SDK を使用して iOS/tvOS アプリから広告リクエストで secure signals として UID2 Token を送信する | UID2 GMA Plugin for iOS Integration Guide |
Google Interactive Media Ads SDK for iOS を使用して iOS/tvOS アプリから広告リクエストで secure signals として UID2 Token を送信する | UID2 IMA Plugin for iOS Integration Guide |
tvOS Support
Although this page refers to SDK for iOS, this SDK also supports tvOS. For the required tvOS version, see Minimum Requirements.
Functionality
この SDK は、iOS デバイス上で動作するアプリで UID2 をサポートしたいパブリッシャー向けに、UID2 とのインテグレーションを簡素化します。次の表に、この SDK がサポート する機能を示します。
Encrypt Raw UID2 to UID2 Token for Sharing | Decrypt UID2 Token to Raw UID2 | Generate UID2 Token from DII | Refresh UID2 Token | Map DII to Raw UID2s | Monitor Rotated Salt Buckets |
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SDK for iOS は、iOS アプリケーションに代わって UID2 ID を生成または管理するように設計されています。プラットフォームネイティブの暗号化ツールを使って ID をデバイスに安全に保存することで、UID2 ID をアプリのライフサイクル全体にわたって持続させることができます。
デフォルトでは、SDK は有効期限に基づいて UID2 ID を自動的にリフレッシュします。ただし、これを無効にして、アプリが UID2 IDのライフサイクルを手動で管理できるように実装することもできます。
API Permissions
この SDK を使用するには、Account Setup ページに記載されている手順に従って UID2 アカウントのセットアップを完了する必要があります。 SDKが提供する特定の機能を使用する許可が与えられ、そのアクセス用の認証情報が与えられます。
SDK Version
このドキュメントは、iOS 用 UID2 SDK のバージョン 1.7.0 以降に対応しています。
リリースノートの情報については、https://github.com/IABTechLab/uid2-ios-sdk/releases を参照してください。
GitHub Open-Source Repository
この SDK は以下のオープンソースの GitHub リポジトリにあります:
Minimum Requirements
この SDK の最小要件は以下の通りです:
- Xcode バージョン: 15.0+
- iOS 最低対象バージョン: 13.0+
- すべての機能を使用するには: 13.0+
- 一部の機能を使用するには: 12.0+。SDK を統インテグレーションしたアプリはすべてのデバイスにインストールできますが、iOS バージョンが 13.0 未満のデバイスでは、Client-Side で UID2 Token を生成または取得することはできません。
- tvOS 最低対象バージョン: 13.0+
- Swift バージョン: 5.0+
Installation
Swift Package Manager (SPM) を使って iOS SDK をインストールします。2つのインストールオプションがあります:
Installing with Package.swift
Package.swift に次の依存関係を追加します:
dependencies: [
.package(url: "https://github.com/IABTechLab/uid2-ios-sdk.git", from: "1.7.0"),
]
Installing with Xcode
アプリの Package Dependencies に次のエントリを追加します:
Name | Location | Dependency Rule |
---|---|---|
uid2-ios-sdk | git@github.com:IABTechLab/uid2-ios-sdk.git | Up to next major version: 1.7.0 < 2.0.0 |
Installing with CocoaPods
Podfile
に次のエントリを追加します:
pod 'UID2', '~> 1.7'
Usage Guidelines
UID2Manager シングルトンは、SDK for iOS の主要な開発者 API です。UID2 Token を含む UID2 Identity の保存、リフレッシュ、取得を行います。
iOS の場合、UID2Manager
は初めてアクセスされたときに自動的に初期化されます。自動または手動のリフレッシュ機能をサポートするように設定できます。
UID2 Identity を確立する方法は2つあります:
-
DII を使用して UID2 ID を生成します—メール (ハッシュ化または非ハッシュ化) または電話番号 (ハッシュ化または非ハッシュ化) を使用します。インテグレーション手順については、Client-Side Integration Guide for Mobile を参照してください。
-
Server-Side で UID2 ID を生成し、それを UID2 SDK に渡します。インテグレーション手順については、Client-Server Integration Guide for Mobile を参照してください。
UID2 Mobile SDK は、UID2 identifier が確立された後に UID2 identities をリフレッシュできます。これは、リフレッシュ機能が UID2 Identity の一部である Refresh Token に依存しているためです。
Code Samples
以下のコードサンプルは、iOS SDK を使用して UID2 を管理する特定のアクティビティを実行する例を示します。
初期の UID2 Identity を生成します (手順については、Client-Side Integration Guide for Mobile を参照してください):
UID2Manager.shared.generateIdentity(
_ identity: IdentityType,
subscriptionID: String,
serverPublicKey: String,
appName: String? = nil
)
初期 UID2 Identity を設定します (手順については、Client-Server Integration Guide for Mobile を参照してください):
UID2Manager.shared.setIdentity(_ identity: UID2Identity)
Advertising SDK (広告リクエストまたはビッドストリーム使用) に渡す UID2 Token (Advertising Token) を取得します:
UID2Manager.shared.getAdvertisingToken()
UID2Manager API
このセクションには、UID2Manager APIの一部である関数と変数が含まれています。
Functions
UID2Manager API の一部として利用可能な関数は次のとおりです:
- generateIdentity()
- setIdentity()
- resetIdentity()
- refreshIdentity()
- getAdvertisingToken()
- setAutomaticRefreshEnabled()
generateIdentity()
直接識別情報 (DII) を使用して UID2 Identity を生成します。詳細については、Client-Side Integration Guide for Mobile の Configure the UID2 Mobile SDK を参照してください。
setIdentity()
SDK が管理する、Server-Side で作成された UID2 Identity を設定します。詳細については、Client-Server Integration Guide for Mobile の Configure the UID2 Mobile SDK を参照してください。
resetIdentity()
SDK が管理している UID2 Identity をリセットまたは削除します。
refreshIdentity()
SDK が管理している UID2 Identity を手動でリフレッシュします。
getAdvertisingToken()
現在の UID2 Identity が有効である場合、この関数は UID2 Token (Advertising Token) を返します。
setAutomaticRefreshEnabled()
自動リフレッシュ機能の有効/無効を切り替えます。
Variables
UID2Manager APIでは 、以下の変数を使用できます:
identity
Identity 変数は、SDK によって管理されている現在の UID2Identity データオブジェクトを格納し、返します。
identityStatus
identityStatus変数は、SDKが管理している現在のUID2 Identityのステータスを格納し、返します。