UID2 Identifier Types

UID2 は、メールアドレスや電話番号などの 直接識別情報 (DII) に基づく決定論的 ID です。UID2 には、Raw UID2 と UID2 Token (Advertiseing Token とも呼ばれます) の 2 種類があります。以下の表では、それぞれのタイプについて説明します。

ID Type	Shared in Bidstream?	Description
Raw UID2	No	ユーザーの検証可能な個人データ (ハッシュ化またはハッシュされていないメールアドレスや電話番号など) を入力として、UID2 API または SDK を使用して作成された暗号化されていない英数字の識別子。 ソースデータの漏洩を避けるために、入力値がすでにハッシュされていない場合はハッシュ化され、その後、秘密の ソルト 値を使用して再度ハッシュ化されて、Raw UID2 が作成されます。Raw UID2 を作成するプロセスは、広告主、サードパーティのデータプロバイダー、およびデマンドサイドプラットフォーム (DSP) が保存できる、安全で不透明な値を作成するように設計されています。 Raw UID2 は大文字と小文字が区別されます。 例: 架空のメールアドレス user@example.com の Raw UID2 のリクエストは、この値を生成しました：E2dxEv3oMBzNHPw5iUVmwH2Hv+60D4AXYe+2ge9U0No=。
UID2 Token (Advertising Token)	Yes	暗号化された Raw UID2 の形式。UID2 Token は、ハッシュ化またはハッシュされていないたメールアドレスや電話番号から生成され、Raw UID2 に変換されてから暗号化され、ビッドストリームでの保護を確保するのに役立ちます。 UID2 Token は、パブリッシャーまたはパブリッシャーサービスプロバイダーによって使用されるように設計されています。サプライサイドプラットフォーム (SSP) はビッドストリームで UID2 Token を渡し、DSP はビッドリクエスト時にそれらを復号化します。 UID2 Token は大文字と小文字が区別されます。 架空のメールアドレス user@example.com に対する UID2 Token のリクエストは、次の値を生成しました：A4AAAAs6ZBcEbwAPoFhVV7CNW5W-4R-9TKDNL4RS0ctkw1U-IkNOXSnWczvwOMgCQaXHPf3Gd1o1W6IBmlZBFIloM67XOsOgwP5jUrQrclGkq1zBJJUJmOFTe6sJJA7pM1GP9gLd-hz5did6baZvcKd8DXkUYM-WALRZFnzHivu_1YEsC_CeXNdMexKDN7EwSQ6L5eZvOd1F1RkF_nLy_J0twg。

注記

これらの例で使用されている架空のメールアドレス user@example.com に対応する Refresh Token は次のとおりです：AAAABrexFHvQVhNJqu+y/ua7rsgShF8e9NUXUJOZFmeFRD8TAsJadaLfOlLkwC5iSxcOKWFD9YwMBzbbcPa92CInba+bcPTaAFNmM2ZpIHgGy6lDcNPzvEnPQh/5fyZ3MD44SX/tHyIXa0R2OBAOLBA1A81r3jefhSsxZdyyBF58KtnaX6UbaeOEaguOfMnJdmhaPeWKj33v7vGfROWtxDWmi6wvGL5lHTX9H6iIZ9i1WSsemYPUgmoDOQeT7nzllJK968OECFj5LkCazDN3pCrYSeuJby9o0fMuSZNxzp6EVzi6XVED4ETtzpcaY0AArzzdh0IXV9MgH8jyg7bJSUWXQG+8kMPZzwbs9EB+7ddAUOLZL/GBna8Hm3Im03EjN3sJ。