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UID2 Mobile Integration Overview for Android and iOS

このガイドは、SDK for Android または SDK for iOS を使用して UID2 と統合したいモバイルアプリのパブリッシャー向けのインテグレーションオプションの概要です。

注記

このガイドの、UID2 mobile SDKs は、SDK for Android と SDK for iOS の両方を含むグループ用語です。

Introduction

UID2 は、Android/iOS 向けの SDK を提供しており、次の機能をサポートしています:

  • UID2 Token の生成
  • UID2 Token のリフレッシュ
  • UID2 Token の保存

さらに、UID2 は、一部の機能に対して代替手段を提供し、UID2 Google GMA/IMA プラグインなどの補完製品も提供しています。利用可能なオプションについては、個々のガイドで説明されています: Integration Overview: High-Level Steps を参照してください。

Integration Overview: High-Level Steps

UID2 mobile SDK を使用してモバイルアプリを UID2 とインテグレーションするには、次の手順を完了する必要があります:

  1. UID2 アカウントのセットアップを完了します。

  2. Client-Server インテグレーションのみ: Server-Side でのトークン生成をインテグレーションします。

  3. SDK for Android または iOS をモバイルアプリにインテグレーションします。

  4. SDK を構成します。

  5. トークンが正常に生成されたことを確認し、ビッドストリームで使用するためにトークンを渡します。

  6. オプションで、Google GMA SDK および Google IMA SDK とのインテグレーションに UID2 GMA/IMA プラグインを構成します。

詳細については、次のガイドを参照してください:

Mobile Integration Paths

モバイルシナリオに最適なインテグレーションパスを決定するには、次の点を考慮してください:

  1. UID2 Token を Client-Side または Server-Side で取得しますか? Generating, Storing, and Refreshing the UID2 Token を参照してください。

  2. UID2 Token の取得とリフレッシュ何を使いますか? Generating, Storing, and Refreshing the UID2 Token を参照してください。

  3. UID2 Token をどのように使いたいですか? Sending the Token to the Bidstream を参照してください。

Client-Side or Client-Server Integration?

UID2 mobile SDK を使用して UID2 とインテグレーションするためのオプションは、次の表にまとめられています。最適な Integration approach を選択してください。

詳細は、Integration Approaches を参照してください。

ScenarioOptionIntegration Guide
モバイルアプリ内のクライアントサイドで DII (メールアドレスまたは電話番号) にアクセスでき、変更をアプリ内にのみ保持したい場合。Client-Side インテグレーションUID2 Client-Side Integration Guide for Mobile
Server-Side でのみ DII にアクセスでき、UID2 Token を生成するための開発を Server-Side で行うことができる場合、または Private Operator を使用している場合。Client-Server インテグレーションUID2 Client-Server Integration Guide for Mobile

Generating, Storing, and Refreshing the UID2 Token

以下の表は、UID2 Token の管理に関するモバイルインテグレーションオプションをまとめたもので、トークンの生成、保存、およびリフレッシュを含みます。各オプションのドキュメントへのリンクが含まれています。

UID2 Mobile Implementation OptionSDK DocImplementation Guide
UID2 Android SDKSDK for Android Reference Guide以下のいずれか:
UID2 iOS SDKSDK for iOS Reference Guide以下のいずれか:

Sending the Token to the Bidstream

UID2 Token をビッドストリームに送信する方法はいくつかあります。

以下の表は、UID2 がサポートするオプションをまとめたものです。

ScenarioIntegration Guide
Google GMAを使用して、動画、バナー、インタースティシャル、ネイティブ広告を Android アプリに統合したい以下の順番で:
  1. UID2 GMA Plugin for Android Integration Guide
  2. 以下のいずれか:
Google GMAを使用して、動画、バナー、インタースティシャル、ネイティブ広告を iOS アプリに統合したい以下の順番で:
  1. UID2 GMA Plugin for iOS Integration Guide
  2. 以下のいずれか:
Google IMA を使用して、Android アプリにマルチメディア広告を統合したい以下の順番で:
  1. UID2 IMA Plugin for Android Integration Guide
  2. 以下のいずれか:
Google IMA を使用して、iOS アプリにマルチメディア広告を統合したい以下の順番で:
  1. UID2 IMA Plugin for iOS Integration Guide
  2. 以下のいずれか:
Prebid Mobile SDKとPrebid Serverを使用して、AndroidまたはiOSアプリから広告リクエストを送信したい以下のいずれか:

Functionality Summary

以下の表は、さまざまなインテグレーションオプションで利用可能な機能をまとめたものです。

すべてのオプションは、Client-Side または Server-Side インテグレーションをサポートしています。

Implementation OptionGenerate Token from DIIRefresh TokenAndroid/iOS?Send Token to Bidstream
UID2 SDK for AndroidAndroid*
UID2 SDK for iOSiOS*
GMA Plugin for Android
(Requires UID2 SDK for Android)
Android✅**
GMA Plugin for iOS
(Requires UID2 SDK for iOS)
iOS✅**
IMA Plugin for Android
(Requires UID2 SDK for Android)
Android✅**
IMA Plugin for iOS
(Requires UID2 SDK for iOS)
iOS✅**
Prebid Mobile SDKEither✅***

*SDK を IMA/GMA プラグインまたは Prebid Mobile SDK と組み合わせて、Google または Prebid Server を介してトークンをビッドストリームに送信するか、SDK からトークンを手動で取得して別の方法でビッドストリームに渡すことができます。

**セットアップ後、Google GMA/IMA はトークンを自動的に収集し、ビッドストリームに送信します。

***セットアップ後、Prebid Mobile SDK はトークンを広告リクエストに追加して Prebid Server に送信します。

FAQs for Mobile Integrations

UID2 モバイルインテグレーションに関する FAQ 情報は次のとおりです:

iOS: Can I use Swift Package Manager and CocoaPods/Podspec together?

iOS: Swift Package Manager と CocoaPods/Podspec を併用できますか?

UID2 Mobile インテグレーションには、UID2 Mobile SDK、UID2 GMA プラグイン、UID2 IMA プラグインを Swift Package Manager または CocoaPods でインストールできます。

推奨事項:

  • すでに CocoaPods を使用している場合、特に Google Ad Frameworks を自分でインテグレーションしている場合は、UID2 SDK を CocoaPods を使用してインテグレーションすることが最適です。
  • 依存関係のインテグレーションが初めての場合、または Swift Package Manager ですでに依存関係がある場合は、UID2 モバイルインテグレーションには Swift Package Manager を使用することを勧めます。
注意

すでに CocoaPods を使用している場合、UID2 SDK とプラグインを Swift Package Manager (SPM) を使用してインテグレーションしても、アプリが UID2 SDK とプラグインを使用することを妨げるものではありません。ただし、潜在的な競合があります。すでに CocoaPods で GMA をインストールしている場合、その後 UID2 Mobile SDK を Swift Package Manager でインストールすると、実装に GMA の 2 つのコピーが含まれるため、動作しません。

したがって、すでに GMA をインストールしていて UID2 をインストールする場合は、まず CocoaPods から GMA を削除してください。

ヒント

Podspec は、CocoaPods 内のファイル名で、アプリにインテグレーションするライブラリを定義するものです。

Troubleshooting Tips for Mobile Integrations

UID2 モバイルインテグレーションのトラブルシューティングに役立つ追加情報です:

Android SDK Cannot Connect in Production Environment

Android SDK が本番環境に接続できない

トラブルシューティングの最初のステップは、ヘルスチェックエンドポイントを確認することです。

モバイルデバイスまたは Android エミュレータから、このエンドポイントに到達できるかどうかを確認してください:

https://prod.uidapi.com/ops/healthcheck

レスポンスは OK である必要があります。

エラーレスポンスは、アプリが UID2 エンドポイントに到達できないネットワークの問題を示す場合があります。たとえば:

  • Caused by java.net.UnknownHostException: Unable to resolve host "prod.uidapi.com": No address associated with hostname

    SDK はバックグラウンドで UID2 Token をリフレッシュしようとします。IOException などのエラーが発生した場合、SDK は複数回リトライします。リトライが成功しない場合、この例外が表示されます。

ログを有効にすると、別のトラブルシューティングステップが可能になります。詳細については、Enable Logging を参照してください。