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DSP Integration Guide

このガイドは、ビッドストリームで UID2 の取引を行う DSP を対象としています。

DSP はビッドリクエストで UID2 Token を受け取り、この機能をサポートする Server-Side SDK のいずれかを使用して UID2 Token を復号化し、入札に使用できる raw UID2 を取得します。

利用可能な Server-Side SDK の概要については、SDKs: Summary を参照してください。

NOTE: バックエンドが、利用可能な Server-Side SDK のいずれでもカバーされていない言語で書かれている場合は、UID2 の担当者に問い合わせてください。誰に聞けばいいかわからない場合は、連絡先情報 を参照してください。

Integration Steps

以下は、RTB で UID2 をサポートするための DSP のインテグレーションワークフローで、大きく 2 つのステップで構成されています:

  1. Honor user opt-outs
  2. Decrypt UID2 tokens for RTB use

Honor User Opt-Outs

UID2 Service からユーザーのオプトアウトを受信して受け入れるために、DSP は事前に設定されたインターフェース(out-put Webhook/API endpoint) を確立し、オンボーディング中にUID2 Service に提供します。ユーザーがオプトアウトすると、UID2 Service はユーザーの raw UID2 と、対応するオプトアウトタイムスタンプを、事前に設定されたインターフェースに送信します。

UID2 Service は、ユーザーがオプトアウトしてから数秒以内に以下のデータを送信します。これを DSP が記録し、Decrypt UID2 Tokens for RTB Use で定義されている入札ロジックを使用するようにします。

ParameterDescription
identityオプトアウトしたユーザーの raw UID2 です。
timestampユーザーがオプトアウトした時刻です。(情報のみ)

次の例は、raw UID2 とそれに対応するタイムスタンプを受信するように設定された Webhook を示しています。

https://dsp.example.com/optout?user=%%identity%%&optouttime=%%timestamp%%

Bidding Opt-Out Logic

入札時 (2-b)に以下のロジックを使用し、ユーザーのオプトアウトを受け入れます。

Server-Side SDK のいずれか (SDKs: Summary を参照) を利用して、受信した UID2 Token を raw UID2 に復号します。decrypt関数へのレスポンスには、raw UID2 が含まれます。

オプトアウトのロジックを次の図に示します。

ユーザーがオプトアウトして他場合、UID2 は RTB に使用されるべきではありません。このような場合、DSP は入札のために代替 ID を送信するか、入札しないことを選択できます。

Decrypt UID2 Tokens for RTB Use

以下の表は、Integration Steps で示したワークフロー図の Step 2 の詳細です。

StepSDKDescription
2-aServer-side SDK (SDKs: Summary を参照)提供されている SDK を活用して、入力された UID2 Token を復号化します。レスポンスには UID2 と UID2 の作成時刻が含まれます。
2-bDSP は UID2 のオプトアウトプロトコルを受け入れることが要求されます。ユーザーオプトアウトの設定と入札時の受け入れは、ユーザーオプトアウトの受け入れ を参照してください。

FAQs

DSP に関するよくある質問は、FAQs for DSPs を参照してください。